膨らむひとりごと

日々の散文

今日は今は無き実家が火事になる夢を見た。結構ぼうぼう燃えていた。

火事だったけど無事に逃げ切ったのでそこまで恐ろしさはなかったが、なかなかにリアルだったなあ。

 

夢占いとか夢診断とかで「火事」と調べると、なんと吉夢だそうだ。

 

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ほうほう。

 

 

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家族も夢に出て火事から逃げていたので幸運が訪れるんでしょうか?笑

しかも、現実に不調な時ほどこの夢の「再生」や「幸運」の意味合いは強いらしい。まさしく今!ナイスタイミングだね。

 

夢とは不思議なもので、過去にも正夢(というか夢の中で現実のことを知る?)のをやったり、夢の中でふしぎな存在に会ったり、夢を見た翌日に夢に出てきた人から連絡が来るというのも何度もあるので結構夢に関しては根拠のない信頼がある。

これがなんの誇大妄想でも特異な人種だと主張したいわけでもなく、とても当たり前に起きているからおもしろい。

 

 

とある南米アマゾンの森に暮らす先住民たちは、「夢の中で死者と生きている人間の魂は交流する」と考えている。

彼らの文化の中では様々な慣習があるが、夢そのものの存在が現実の出来事以上に重要な内容を啓示しているとして、わたしたちが普段認識している夢とは全く違うニュアンスで夢そのものを見ている。

 

 

アマゾンの森にはたくさんの人間以外のものが住んでいるがそのうちの代表的な動物がジャガーである。ここからが理解をするのに少し難色を示すかもしれないが、ジャガーには動物のジャガージャガー人間がいるのだ。

 

 

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前者はよく知るネコ科の大型動物だが、後者に関しては人間として生まれた者が何かしらのきっかけで森に入りジャガーと化して生きていることを指す。(もののけ姫という感じでもないよ)

ジャガー人間になった場合はもはや“普通”の人間ではないのだが、元人間である彼らは時折元家族や子孫の夢の中に現れて色々なことを伝えたりするのだ。

 

ユングの提唱した集団的無意識の表れかというとそうでもないらしい。しかし西洋近代化された社会は自分の文化に無いものは即下等なものとして扱ったり、オカルトやスピリチュアルといった科学的根拠のないものとして片付けられてしまう、とても恥ずべきことだ。なぜなら本当に文化としてそして何より実体としてその場所には生きているからである。

わたし自身だってあくまでも調査された書籍を読むだけなので、彼らにとっての真実が本当に何を意味をすることなのか、そもそも現実における根拠や証明なんて何が基準で正しいのかがよくわからなくなってくる。

でも、だからといって巷のニワカスピリチュアルの論拠のためにこういった事例を援用はしたくないのである。

 

こういう時に己の持っている「夢」一つとっても解釈の仕方や柔軟さが問われるのだなあと思う。

「夢」は果たして「夢」なのだろうか?

夢は現実でないとどこで言い切れるのだろうか?

夢は軽視するものなのだろうか?

 

夢と現実は緊密な関係でその入口も出口もひと続きなのかもしれない。