膨らむひとりごと

日々の散文

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「現在」とは泡のようなもの

数年は前に買って積読していた本をふと思い出し最近読み込んでいる。すごく今読むのに最適。 イタリアの理論物理学者、カルロ・ロヴェッリhttps://www.cpt.univ-mrs.fr/~rovelli/ が書いた『時間は存在しない』 科学エッセイ、とは言うものの基本的には物理…

充実とはクソ

昨日の呼吸の話はアクセス反響が良かったです。なんだろう、意外と呼吸するのに関心があるのかなあ。今日は昨日の話に繋がる「充実」について。 いまわたしには充実も不充実もなくなった。 というか「呼吸」と「今 」で生きていると、充実しているとか、充実…

吸って吐く

息を吸って吐くの最高だ〜 最近また一層そう思う。特別な何かでそう思うのではなく、普通に生活するのに息を吸って吐くのが生き物だ。それなのに呼吸をなおざりにしている人類が多い。主語がバカでかいだろうか。 "有用なことをしないと意味が無い=何かしな…

本当のお金持ちは自分自身で「俺は金持ちだ」と言わないし 本当の美人は自分自身で「私は美人だ」と見せないし 本当の自由な人は自分自身で「私は自由人だ」とは言わないし 本当に賢い人は自分自身で自分が賢いことを披露することはないし 本当に利他的な人…

妙な思い出

成人式に出たところで、振袖を着たところで一体何になるんだと思っていたので、わたしは振袖を着ようとも思わなかったし、成人式にも出なかった。 毎年成人の日になるとニュースの該当インタビューで取り上げられる新成人たちのコメントを見て「本心で思って…

色即是空

その季節によって、時間によって、場所によって、空気によって瞬間毎に色や形の広がり方が変わる夕焼けっていいなあとよく思います。 家の窓から小さく見える夕焼けも、自転車に乗って近所のぽっかりあいた空をぼんやり走りながら追いかける夕焼けも、旅先で…

時間をぐにゃぐにゃにする

最近よく年月日がわからなくなります。新年前からです。書類や、何かしらで日付を確認する必要がある時に「あれ、何年の何月何日だっけ?」とほんとうに分からなくなることがよくあるんですね。 でも、匂いや空気の質感で季節や時間や場所をある程度判別でき…

祈るおじさんたち

「祈り」祈ることは人間にとって非常に原始的で、どんなに科学技術が発展しても無くせないものなのかもしれません。 氏神様の神社へ初詣に行きました。小さいながらも地元に根付いた歴史のある神社なので、今年も賑わっています。お参りの列に並んで順番が来…

本を読む

この1年で読んだ本、56冊。 忘れてるのもまだあるかも… 新刊だけでなく、再読も含んだりしていますが、まあよく読んだかなあ。月4~5冊と思うと特別速読もしてないし、まあまあの読書数でしょうか。 こうして見ると、エッセイ、人文学、自然科学系の本が多か…

つくること

つい最近はおからを使った創作レシピでいろんなものを作ってみました。 生おからベーグル プレーンとシナモン&ナッツの2種 生おからと米粉のマロンケーキ 生おからと米粉のパン 米粉のキャロットケーキ 写真は残っていないけど、他にもスコーンやバナナ蒸し…

138億の中の見えないもの

電車に乗っていろんな景色を見ていたら、今いろんなものが見えているってすごいなあって改めて思いました。 見えてるもの、見えてないもの さて、唐突ですが宇宙についてわかっている部分は何%でしょうか〜 全体のたった5%です、残りの95%が何であるのか、ど…